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變體漢文 해독의 방법과 실제

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Authors

야마모토신고; 尹, 幸舜

Issue Date
2008-12
Publisher
서울대학교 규장각한국학연구원
Citation
한국문화, Vol.44, pp. 269-288
Abstract
変体漢文訓点資料は、院政期上降の当該文献の読み方を再現するのに有用であって、漢文体の文章表記において、それに対応する国語文をどのように想定するかの問題を具体的に考究する上で重要な資料となることが期待される。ただ院政期以降の変体漢文資料と一口に言っても、加点か極めて稠密であるものから、加点の全くないものまでその内実は一様でなく、そういった状況を呈するのはそれなりの意味のあることと想像される。1の問題を解決するためには、変体漢文訓点資料の全体像を見渡しながらこれらの加点状況を整理した上で、訓点資料としてどのような性格を有するかを把握し、この知見に基づいて変体漢文の解読に資する文献を選定することがなされるべきであろう。本稿は、如上の問題についての基礎的作業の報告である。

当時の日本人相互の漢文体による書記活動全般を広く観察すると、前掲の純漢文、和化漢文、変体漢文、記錄体相互の境は截然と分かたれるものではなく、むしろ連続的に捉えるべき部分が多いことも了解されるであろう。従って、本稿では、ひとまず日本人が日本人めあてに作成した散文の文章を広く〈変体漢文〉と見做して考察の対象としたいと思う。

変体漢文訓点資料にこついて、加点の粗密の度合いを基準にして分けてみた場合、それと変体漢文そのものの文体や内容とはどのような相関性にあると予想されるであろうか。より詳しい加点を必要とする部類は、それだけ難解な内容であって、構文上も入り組んだ複雑な文章であり、逆にそれが必要とされないということは、より平易で、定型的な構文が記され、訓点が無くとも読み誤りが少ない文章である、といった見通しは立てられるであろう。

変体漢文訓点資料を対象として、その加点の〈粗密〉という観点から整理を試みた。大雑把な分類に終始し、個々の文献資料の位置づけについても未だ確定し得たとは言ぃ難く、動揺する不安も残している。しかしながら、こういった観点て変体漢文訓点資料を見渡すことで、これまでt一括りにされてきた当該文献群の多様性の一端を明らかにすることはできたのではないかと思われる。
ISSN
1226-8356
Language
Korean
URI
https://hdl.handle.net/10371/66940
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