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血統과 器量으로 본 16세기 일본 高名사회 : Lineage and Talent : The Reputation Society in 16th Century Japan

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Authors

박수철

Issue Date
2023-02
Publisher
동양사학회
Citation
동양사학연구 No.164, pp.165-196
Abstract
日本は科擧制を導入せず、家職という血統を中心とする編成原理で維持された。日本の学界ではこれを「官司請負制」、または「ゆるやかなカースト社会」と表現している。しかし日本でも血統や家格中心の社会が持っている限界についての認識があり、その問題点を克服しようとした。本稿では、その地位にふさわしい器、あるいは優れた才能や能力を指す器量(室町戦国時代には主に器用という用語で表現)という概念に注目した。特に、器量が高名と結合して現れたことに着目した。 本来高名(功名とも言える)は、武士が戦場で功績を立てたことをいう。ところで、16世紀半ばになると武士だけでなく職人のような一般庶民も自分の高名を追求する現象が現れた。さらにこの戦国時代には百姓も下級武士になることができ、さらに軍忠や功績を積んで上級武士に転換し、永続的なイエ(家)をつくることもできた。16世紀の「高名社会」の出現である。 血統と器量の間で両者の「潤滑油」的な役割を遂げたのが古代以来の官位だった。伝統的な官位が引き継がれ、尊重され、重要な役割を行ったことによって、個人の器量が伝統的血統の家格秩序を否定し、それを代えるには至らなかった。日本社会は個人の器量を極大化することより、血統と器量の調和と妥協を模索することになった。
ISSN
1226-1270
URI
https://hdl.handle.net/10371/204825
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