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日本 古写經의 조사ㆍ연구에 대하여

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Authors

아카오에이케이; 尹, 幸舜

Issue Date
2008-12
Publisher
서울대학교 규장각한국학연구원
Citation
한국문화, Vol.44, pp. 289-296
Abstract
古写経は、ただ単に仏教の典籍という範囲を越えて、多岐にわたる学問分野の重要な資料となり得るのであり、文献資料としての重要きに加えて総合的な美術工芸品としての価値も高いことが知られる。もちろん、古写経の最大の魅力は、各時代を通じての祈りを込めた敬虔な字すがたにあるといってよい。

ただし従来から、古写経の調査は、文化財的な観点から行われることがほとんどであった為、国語学や書道史、更には見返し絵については絵画史からのアプロ一チが主流となっていた。そして、それらの報告書や目録を手に取る研究者の大牢が文化財関係者や訓点を中心とした国語学の研究者であり、そのような報告書や目録を仏教の研究者が繙くことも余りなかったと見られる。その結果、「七寺一切経」中の『毘羅三昧経』や『大乗毘沙門功德経』などのように、早くに目録に収められてはいたものの、古逸の経典であるか否かや教説の内容の検討などが久しく行われなかったことに繋がったといえよう。名古屋の「七寺一切経」に続いて、河内長野の「金剛寺一切経」の調査によって安世高訳の古逸経典の存在という驚くべき事実―『安般守意経』ㆍ『仏説十二門経』などの経巻―が報告された。このような流れの中で、印刷物の経典から写本の経典に立ち戻って、今ー度、仏教の研究を行おうとする動きは、わが国のみならず、中ㆍ韓の研究者にも大きな影響を与え、個々の写本の仏典やその集大成である一切経の研究が見直されてようとしている。

実は以前より、奈良時代の写経は、隋ㆍ唐時代の写経の系統を受け継ぎ、平安時代後期に盛んに書写された一切経などは、中国ㆍ宋版の一切経を底本として書写されたと見られていた。ところが、近年の調査によって、日本国内に所在する一切経をはじめとした写経に関して、その系統がしばしば奈良時代以来の写経に繋がるということが指摘されるようになったわけである。
ISSN
1226-8356
Language
Korean
URI
https://hdl.handle.net/10371/66941
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